この記事でわかること
・身の丈にあったお値打ちな不動産を、後悔なく購入するポイント
・「実家が空き家になった」、その時にどうする? ケース別の最適解のヒント
40代、自宅を買ったり実家を売ったり……と避けて通れないのが不動産売買。
わたしは今まで3件の不動産を購入しています。
1件が中古マンション、2件が中古の一戸建て。
一戸建て→中古マンション→一戸建ての順に買いました。
プロフィールにも書いている通り、兼業投資家(不動産投資/不動産賃貸業)をやっておりまして、一戸建ては投資用物件です。
3件の不動産を購入する中で、30社以上の不動産会社とやりとりしました。
問い合わせだけも含めると、ざっと100社以上です……!
3件の不動産を購入する過程で得たリアルな経験談と、同世代の友人との会話で話題に出がちな実家をどうする!?問題を含めて、「40代の不動産売買」をテーマに濃ゆ~いマル秘話がダダ漏れの連載をお届けします!
40代、限られた資金と時間をムダにせず、賢く不動産を買う・売るための秘訣を大公開です。
生活拠点である名古屋(東海三県)を中心に書きますが、東京その他エリアでも使える特濃豆知識を詰め込む予定です。
ぜひ最後までお付き合いください~。
※リンクに飛べない箇所は作成中のページです。公開までしばしお待ちください!
我が家の購入【中古マンションを購入しました!】
202×年に、自宅用の中古マンションを購入しました♪
場所は名古屋市内、駅徒歩約5分の「旧耐震」築古マンションです。
当時、30代終盤。年齢的に、住宅ローンを組むギリギリのタイミングだと思ったからです。
1件内見して、そのマンションを買いました。
結構思い切った買い方かと思いますが、当時、希望エリアや価格等、諸々の条件に合うマンションがそこしかなかったので、「まあ大丈夫だな」=購入の決断と相成りました。
仲介は某大手の不動産会社です。
購入価格は年収の2倍ちょっと、頭金ほぼなしのフルローンを組みました。
通常、「住宅ローンは年収の4倍までが目安」と言われています。
一人暮らし用の間取り・面積といえども、いかに格安のマンションだったかおわかりいただけると思います。
ただこのマンション、もともとはもう少し高い値段で売られていました。
(指値※のエピソードは「③不動産会社はどこがおすすめ?」をご覧ください)
仲介さんにも恵まれ、めちゃくちゃ苦労をかけた挙げ句仲介さんの努力の甲斐があって指値が通り、かなり安く購入できました。
※指値:相対価格に「この価格で買いたいです」と、通常、出値(不動産では売主の希望価格)より安い価格で購入意思を示すこと、その値段のこと。
中古不動産だと、他に購入希望者がいない場合、1割くらいは指値が通ると言われている。
ただ、住宅ローンを組むのが想定外に大変でした……!!!
通らないの! びっくりするくらい通らないの!!!
「ここは通るだろ(笑)」と思っていた信用金庫の審査にすら落ちました!!!
かなしみの詳細は下記の「住宅ローンはどこがいい?」からご覧ください。
>> 旧耐震マンションってなに? メリットとデメリット【40代×不動産売買①】
>> 中古マンションの購入|全部で20個!選ぶ時の事前準備とチェックポイント【40代×不動産売買②】
>> 不動産会社はどこがおすすめ?|マンションの価格、変わります【40代×不動産売買③】
>> 住宅ローンはどこがいい?|ぶっちゃけ、選べなかった厳しい現実【40代×不動産売買④】
>> 築古マンションのリアルな住み心地【40代×不動産売買⑤】
さて、どうにか手に入れた我が家。
月々の返済額と管理費・修繕積立金の支出を合わせると、直前に住んでいた狭い1Kの賃貸マンションの家賃とほぼ同じです。
もちろん、所有者なので他に固定資産税・都市計画税と火災保険料の支払いの負担はありますが、一人暮らし用の床面積なので大きな負担額ではないです。
住み心地も含め、100%の大成功だった!とは思いませんが、家にお金をかけすぎると日常や休日の楽しいことに使えるお金が減るわけで……。
身の丈に合った価格の中古マンションの購入は、無理なく「節約ホリデイ」を楽しめるようになった、いい選択だったかな~と思います!
(おうち時間も快適で楽しいです♪)
自分のマンションを持ったことによるほぼ唯一にして最大のデメリットは、「引っ越しのハードルが少し上がる」ですね。
ただ、転勤や転職で引っ越しするにしても、我が家に戻って来るつもりであれば、きちんと銀行に相談してから定期借家契約※で貸し出すという選択肢があります。
※定期借家契約:賃貸住宅の一般的な契約方法である「普通借家契約」=契約期間を更新できる契約ではなく、契約期間を更新できない契約(借主・家主双方の同意があれば更新が可能)。
普通借家契約で自宅を貸し出してしまうと、借主が希望すれば延々と契約期間を更新できてしまうため、家主が自宅に戻れません……。
せっかく買った我が家とやりたい仕事、どちらか選ばなきゃいけない!ということはないので、若干の面倒くささを許容できれば転勤や転職もできます(そう信じて転職活動をしてるよぉ~……)。
ちなみに「転居に伴う自宅の貸し出しや売却」を前提に住宅ローンで自宅を購入し、一定期間住んで自宅を貸し出しまたは売却して利益を得る手法を「ヤドカリ投資」と言います。
金融機関との信頼関係(当然、転居のことは相談)×不動産の目利きがないと難しい手法なのでここではあえておすすめはしませんが、気になる人は検討してみる価値があるかもしれません。
(ヤドカリ投資は狙ってませんよ、念のため!)
実家のリフォーム、新築、売却【知っておけば1,000万円以上の差!?】
同世代の友人とは、「実家をリフォームするか、取り壊して新築するか」の話題が出ています。
友人の実家は駅近の借地で、家自体は経年劣化のため傾いており、そのまま住むのはナシという状況。
実家の近所の賃貸マンションに住んでいる友人は、相続発生時に、リフォームするか取り壊して新築するかして実家に引っ越したい!と考えています。
友人との会話の中で、「なるほど、一般の人にはリフォームの知識はあまりないんだな」ということがわかりました。
具体的に書くと、
・相見積もりを取るという選択肢がはじめからなさそう(もっと安く発注できるかもしれないのに、大丈夫!?)
・建材や人件費の高騰について知っていなさそう(リフォームのほうが高くなる可能性もあるけど、大丈夫!?)
・アスベストの事前調査を知らなさそう(発注者の責任もあるんだけど、大丈夫!?)
etc…という感じでした。
わかるんですよ。特に相見積もりについては、その概念を知っていても避けたい気持ちはよーくわかる。
ぶっちゃけ、相見積もりは面倒くさい。
本業でも不動産投資でも相見積もりを取っており、取り慣れており尚この「面倒」という感想です。
「複数のリフォーム業者とやりとりするのが面倒」「というか、検討したい良さげなリフォーム業者が何件も見つからない」「見積をお願いしたのに依頼をお断りするの、悪いような気がする」etc…
相見積もりを取らない理由は山ほどあるけど、相見積もりを取るメインの理由は「安くなるかもしれない」ただひとつですからね。
(もちろん、提案してくれる内容がそれぞれ違う等、各業者の良い面の比較ができる利点もあります)
そもそも自宅にしたい実家のリフォームともなれば、自分の頭の中に「理想の住まい」のイメージがあり、ネットで探し当てた「理想の住まいを作ってくれそうなリフォーム業者」が1社でもあれば「ここでいいじゃん♪」となるのは、気持ちとしてはわかります。
最終的に友人が言っていたように「高くてもさ、結局、施主が納得するかどうかじゃない~?」がひとつの答えといえば答えなんですが、リフォームの規模によっては比較検討すべきことを事前に知り行動すればン百万円から1,000万円以上安くなったはずなんですよ。
そのお金で、ちょっと良い家具を買ったり、旅行に行ったり、老後の資金にしたり……と「理想の住まいづくり」以外にも色々使えた、と考えると「納得感」だけを物差しにするのはあまりに勿体ないと思います。
>> 古い一軒家、リフォームか新築か? 友人の場合|借地が絡むと面倒【40代×不動産売買⑥】
>> 不動産の売却はちゃんとした不動産会社を選ぼう【40代×不動産売買⑦】
>> 実家の片付けは室内だけじゃない!|目を離した隙に、草・草・草www【40代×不動産売買⑧】
草のエピソードはご自宅の庭にも有効なので、ぜひ読んでくださいw
子ども用のマンション購入〈おまけ〉
当ブログ「節約ホリデイ」、一応40代×一人暮らしをメインのターゲットにしておりますので、お子さんがいらっしゃるご家庭向けの話題は基本スルーとなります。
なりますが、なぜかネットをはじめ、あまり公には話題にのぼらない不動産に絡む話題なので、せっかくなので「おまけ」として書いておきます。
40代になると、ご家庭によっては「子どもが進学のため上京」というイベントが発生します。
東京住まいなら、賃貸ではなく思い切ってマンションを購入という手もアリです!
東京の1Kの管理費込みの賃料12万円/月として、4年で600万円近く。6年制の薬学部・医学部だと850万円以上の支出になります。
東京の1K中古マンションの価格が約3,200万円と考えると、購入して資産にするという選択肢はかなり現実的。
(条件:頭金を除く2,720万円を35年で借入、金利3.59%で計算した場合、月々の返済額は約11万円です。ここに管理費・修繕積立金、各種税金等はかかります)
「とはいっても、地元でUターン就職するかもしれないし? 最大6年ではねぇ……」というのが、子どもをそばに置いておきたい親心。
しかし、ここで真剣に考えたいのが学閥問題です。
学閥なんて、そんなん今どきある!?と思われるでしょう。あるんですわこれが。
試しに東京の「ええ大学」(いわゆるMARCHとか早慶上智とかそういうところです)の「同窓会」ページをご覧ください。
見ていただきたいのは「ふんわりとした卒業生ネットワークとしての同窓会そのもの」ではありません。
各大学には同窓会に登録する公認団体がありまして、卒業学科や居住地域、クラブ活動のOBOGで結成されたものだけでなく業界団体(あるいは職能団体。以下、業界団体で統一)というものが存在します。
例えばMARCHの頭文字のM=明治大学だと「紫紺会」がこの上位組織にあたり、「マスコミクラブ」「社会保険労務士駿台会」等の登録団体が確認できます。
ちょっとこれは小声で話しますが(←文章なのにどうやって)、ン年前に地元・名古屋にある母校の同窓会の不動産系の業界団体に入れていただきました。
加入条件が「現会員の紹介」。
紹介してくれる仲良しのOBOGがいなかったので、会ったこともない全然知らんOBに「入ーれーて♪」とメールで頼みました。※ほぼ実話
全然知らんOBに「いーいーよ♪」とお返事をいただき、無事に会員と相成りました。※ほぼ実話
(その節はありがとうございました!!! ちなみに紹介者には未だに会ったことがありません!)
当然、ただ団体として存在しているというだけでなく、会員同士で定期的に集まります。
勉強会だの名刺交換会だのを通して、顔見知りになり情報交換もし「最近どうよ~、お互い頑張ろうぜ~」的な絆も育むわけです。
そういう定期的に顔を合わせる関係のめちゃ強い同窓生のネットワークを押しのけて、将来的に昇進とか同業種・職種への転職とかが難なく成功すると思います……?
就職でも同様です。
学閥とは縁遠そうな弊社でさえ、同期はたった3校の出身者で形成されています。いわんや、大企業をや……です。
また、前述の住宅ローンの前に不動産投資(とは銀行には言いません、あくまで「不動産賃貸業」)の資金を地方銀行から借入をしていますが、融資の担当者がたまたま大学のOBというところが突破口になり、どうにか融資につながったという経緯があります。
(もちろん「提出書類が評価されました」とは言われましたが、どうかな~)
原則、進学先と就職先エリアは一致させたほうが就職、昇進、転職、はたまた起業でも有利。
ということを考えると、「進学のために上京した子どもは、東京で就職する」可能性が高く、親としても東京での就職を応援したほうがよさそうです。
就職後もしばらくは家賃くらい面倒を見てあげたいな~、という目論みがあるのであれば、「子どもが住むマンションを買う」というのがいかに現実的な選択肢か、おわかりいただけると思います。
>> リアルな学閥事情|進学先と就職先エリアは一致させたほうが有利【40代×不動産売買⑨】
>> セカンドハウスローンとは|子どもや家族の住まいを購入する【40代×不動産売買⑩】
所属している業界団体について、各大学に同様の団体があり、「東京・関西の大学の団体の東海支部」も存在しています。
しかし、
・地元エリアの大学の団体に比べると会員数は少ない
・東京と関西エリアの会員は経営者がメイン
なので、やはり進学先と就職先エリアを一致させないと、大学の同窓会登録団体所属の「本来のアドバンテージ」は得られにくいのではないかな?と思います。
