【入館無料】南山大学人類文化博物館レビュー|見て・触って・音を聞ける、大人もハマる体験展示

南山大学人類学博物館 おでかけ

名古屋市昭和区・南山大学にある「南山大学人類文化博物館」に行って来ました。
入場料無料+特徴のある博物館です。
大人世代に特におすすめしたいスポットでした!!!

南山大学人類文化博物館へのアクセス

南山大学自体の最寄り駅は、名古屋市営地下鉄名城線名古屋大学駅と八事日赤駅のふたつ。
今回の目的地、「南山大学人類文化博物館」は南山大学キャンパスの南寄りにあるので、八事日赤駅から行きます。

八事日赤駅

1番出口から出ます。

八事日赤駅1番出口に続く通路

1番出口は地上までずーっとエスカレーターがあり、ありがたい。

八事日赤駅1番出口昇りエスカレーター

くだりは階段しかないので、帰る時は道路の反対側の2番出口(エレベーターあり)を使ってもいいかも。

山手グリーンロード

1番出口から地上に出たところ。この山手グリーンロード沿いに北上、坂をくだっていきます。
八事日赤病院北交差点を渡って……、

八事日赤病院北交差点

大通りから2本目の道を左に曲がります。

坂

この坂をあがります。もうちょっとだよ~。えっさほいさ!

坂をあがったところ。右手側の鬱蒼と生い茂った林部分が南山大学のキャンパスです。
このまま進みます。

南山大学正門

到着。南山大学の正門です。

〈南山大学の基本情報〉
南山外国語専門学校を前身とする私立大学。
カトリック修道会の神言会が開設、南山学園が運営しています。
東京の上智大学は姉妹校(包括協定校)。

「南山大学人類文化博物館」はキャンパス入ってすぐ左手のR棟の地下1階です。
メインストリートに沿って進むと……、

R棟案内板

すぐ、左手に案内板がありました。ここ!

R棟正面

正面にある(写真では左手に見える)階段を降り、R棟内に入ります。

建物入って正面が講堂のフラッテンホール。左手に「南山大学人類文化博物館」に続く地下1階への階段があります。うぇ~い、まだ降りるの……。

ずーっとエスカレーターだの坂だの階段だのを昇り降りしていますね。既につかれた(弱音)。

このへんは名古屋屈指の丘陵地帯なんです。
最寄りの八事日赤駅は名古屋市営地下鉄の中で「海抜(絶対値)で計測すると、海抜が一番高い地下駅」(http://www.maruhachi-kotsu.com/subline/802topix-level.html)だそうです。

南山大学のキャンパス自体が、自然の起伏を活かして設計されています。
いま歩いてきたキャンパスを南北に貫くメインストリートが尾根で、左右に配置された建物は斜面に建っている感じ。

キャンパス内の建物と建物を繋ぐ通路も、坂、坂、また坂!の連続。
緑が豊かで、個性的な建物も多いし、体力さえあれば歩いて楽しめるキャンパスです。

展示品に触れる!南山大学人類文化博物館

階段を降り、ようやく「南山大学人類文化博物館」の受付に到着。

受付左手にロッカー(100円返却式)があるので、荷物を預けます。
ここで「腕時計、指輪」も外しておくといいです(腕時計、指輪については受付で説明があります)。

「南山大学人類文化博物館」はユニバーサル・ミュージアムを目指す博物館。
大きな特徴は、展示物が触れるという点です。

すごいよ。石器も土器も腰みのも楽器も全部触れるの!!!

南山大学人類文化博物館館内

館内はこんな感じ。ほぼ全部触れます(一部だけケースに入ってます)。
収蔵品に触れるため、収蔵品保護のため腕時計と指輪がNGなのです。

点字での案内もあり、

点字

各章にあるノート型の解説は、めくると各国語でも書かれています。素晴らしいユニバーサル・ミュージアム。

解説

貴重な石器を触れる……。

石器
土器

土器だって触れるし持てます。持ち上げてOKの土器は底の模様までばっちり見えるし、

土器

これ(↓)は瑞穂遺跡の山中式土器の小さいやつ。

山中式土器

可愛い。
実際に持ち上げてみて「小さくて可愛いのに、どっしりとした重みがある!」ということが実感できました。

ところで先客は1名のみでした。

夏休み期間中だから、もしかしたらお子さん連れもいるかな?と思ったんですが、実際は大人が1名のみ。
確かに自分が子どもの頃、こういった「無料で、しかも展示品に触れる人類文化博物館がある」と知っても、積極的には行かなかったんじゃないかな~と思います。

ついここ数年の間に「民藝」の良さに気付きまして。
風土と日々の生活に根差した手作りの物に美しさを見出すような感性って、色んな経験を積んだ30代後半以降に芽生えがちなものだと思うんですよ。ですよね!?

ここにある人類文化系の収蔵品って、いわば「世界中の、過去や現代の民藝品」じゃないですか。

今でしょ。そう、今なんです。
40代になった今だからこそ、うひゃー!って感じで楽しめる施設なんだと思います。

パプアニューギニアの木彫りワニ像

パプアニューギニアの木彫りワニ像。ふつうに欲しい。

パプアニューギニアの腰帯

パプアニューギニアの腰帯。めちゃ良くないですか。美しい。

ユーミエン族女性用ズボン用刺繍布

布も触れます。厚みや目のつまり具合、風合いがしっかりとわかります。これは女性用ズボン用刺繍(ししゅう)布。タイ・ランパーン県、ユーミエン族のもの。

親指ピアノ

楽器も触れます。アフリカの親指ピアノ。指先で弾くのかな?(これは金属部分が折れちゃいそうで、ちょっと怖かった)

ユーミエン族の太鼓

タイ・チエンラーイ県のユーミエン族の太鼓。叩けます。奥の方が硬くて、叩く場所で異なる音程を出せるようでした。楽しい!

スリット・ゴング

バヌアツ共和国の、神像を彫刻したでっかいスリット・ゴング。これも楽器です。叩けます。

昭和の家電など

懐かしの昭和コーナーもあるよ。

味の素「ハイ・ミー」

味の素「ハイ・ミー」って何……? 調べたところなんと現役商品でした。
https://story.ajinomoto.co.jp/history/036.html

インドネシアのスンバ島(バリ島とティモール島の間くらいにある島)の絣織りの布、「イカット」の特集コーナーがありました。
※2026年7月22日(水)までの展示。

イカットとは、「冠婚葬祭時の正装に使う布。婚姻時に花嫁から花婿側に贈る財としての役目もある。葬儀では棺を蓋い、死者の安寧を保証する」とのことです。

一部はケース展示。柄と風合いが好きすぎる。

触れる布もありました。薄いけどしっかりしてた。

ぐるーっと一周した最後にレファレンスルームがあります。

レファレンスルーム

レファレンスルームにも楽器がありました。ずっと楽しいなもう。

『暮しの手帖』コーナー。とんでもなく古いものもありました。

だそうです。

しっかり楽しみました。滞在時間約1時間半!

受付ではオリジナルポストカードセットと、クリアファイルが貰えます。クリアファイルだけいただいてきました。

まだ展示品を全部触れていないですし、レファレンスルームは「見た」だけです。
また時期を改めて訪問したいなと思えるスポットでした。

  • おすすめは「民族学」「民藝」あたりに興味のある大人
  • 外国人や視覚障害者の友人とも楽しめる貴重な場所
  • しっかり楽しんで滞在時間約1時間半

注意事項は休館日です。公式Webサイトに開館カレンダーが載ってますので、しっかりチェックの上、お越しください!

〈南山大学人類文化博物館〉
所在地 名古屋市昭和区山里町18 南山大学R棟地下1階
開館時間 10:00~16:30
休館日 公式Webサイトを参照
公式URL https://rci.nanzan-u.ac.jp/museum/

おまけ:学食 リアンカフェ

せっかくなので南山大学の学食に寄ってみました。
R棟の隣にある「リアンカフェ」です。

R棟の正面、左手に枝分かれしてる道(写真の赤色矢印)を進むと着きます。

Bランチの鶏むね肉のごま照りと味噌汁をいただきました。
650円です。コスパがいいのかどうかわからん……(正直)。

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